パブロ・ピカソが亡くなったのはたしか92歳。デッサン、油絵、版画、彫刻、陶器、その旺盛な制作意欲が彼のパワーの源と言う人もいる。何万点と言う作品をこの世に残しながらもそれでもピカソはまだ足りなかったのだろう。晩年までその制作意欲が衰える事はなかった。ピカソが亡くなった翌年、PAUL McCARTNEY & WINGS名義でリリースされた大ヒット・アルバム"Band on the Run"、このアルバムのB面3曲目(アナログ・オリジナル盤)にこのナンバー"ピカソの遺言~PICASSO'S LAST WORDS"は収録されて
いる。ポール・マッカートニーとダスティ・ホフマンが会食中、彼等の会話はその数週間前に亡くなったピカソの話題へと。ダスティ・ホフマンがその話の中でピカソが亡くなる前の晩に残した予言めいた言葉をポールに語った。ピカソはその夕飯の席でこう言って挨拶したそう
だ“Drink to me,drink to my health,you know I can't drink anymore"。ポール・マッカートニーはそのピカソの言葉をその場で曲にしたそうだ。さて、この前のブログ「僕の"HELLO GOODBYE"」で絶望の淵にある後輩の話をした。後輩は音楽家である。彼はまだピカソの
半分の年齢である。その旺盛な制作意欲と人生を楽しむパワーは人並みはずれている。有名無名である事は別としてピカソと同じである。その才能はもっともっと評価されていいはずだった。2008年3月9日午後5時15分、彼は家族と友人達に見守られて天国へ旅立った。今宵、
彼のためにこの歌「ピカソの遺言」を捧げたい。
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コメントありがとうございます。彼の作品はきっとこれから評価されると思います。
投稿情報: TOKYO BOY | 2008/03/15 15:12
私も彼は偉大なる現代のピカソだったと思います。
心よりご冥福をお祈りします・・・
投稿情報: はじめまして | 2008/03/13 12:02