年明けからずっと続いていた引っ越しの片付け作業が今日やっと終了。
この20数年の間に大きな引っ越しは3回経験している。
その都度僕はスタッフと引っ越し業者に丸ごと全部移動をまかせ、それらをオーディオルーム、書庫、クローゼット、はたまたトランクルームに仕舞い混んでいた。
今の住居に住んで7年。ズボラな僕は開かずのダンボールを相当数積み上げたままだった。それらを放置したままさらにモノが増え続けた。
その"ツケ"に喘ぎながらこの3ヶ月間処理に追われていたのだ。
果てしない片付けモノのチェック。捨てるモノと手元に残すモノの仕分け。
溜息混じりの中、人生の後始末をしているような寂しさを時に感じたり、それでいてなかなか踏ん切りがつかない未練がましい自身の性格にうんざりして後先を考えず「えい!」とばかりに断捨離したり。
日々、そんな事の繰り返しだった。
大モノの家具や電化製品はすべて人にあげたり業者に廃棄してもらった。書籍やオーディオ周りのソフト、そして衣料も大半は処分。
それでも楽器やアートもの含め遺して置くアイテムのために倉庫を借りた。
今日最後のオーディオラックを撤去。
ガランとしたマンションのリビング。窓から見える樹木を春風が揺らす。
カーテンレースを引き、エントランスホールの鍵を閉め僕はこの街を去る。
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